気持ちの変化。日本愛。
関東リーグへの昇格が決まった、大学3年生の頃をふと思い出しました。
あの頃の僕は
俺はこんなに懸けているんだ。と言わんばかりに
チームメイトに怒鳴り散らし
審判のミスには誰よりも文句を言う。
そんな選手でした。
熱さというものをはき違えて、勘違いをしておりました…
協会から公式戦5試合出場停止という不名誉な記録をいただいたこともあります。
そんなどうしようもない僕をコーチも先輩も後輩も同級生も温かく包んでくれていました。
それがなければ孤立して、サッカーからは離れていたのは確実です。
25歳になった今、
ありがたいことにサッカーで食べさせていただけています。
歳を重ね少しずつ気付いて変わったことは熱さをコントロールするということです。
チームメイト、相手の選手、審判
全ての人生があり、それぞれが懸けているものもある。
そしてそこには人それぞれのストレスもある。
それを考えて、理解しようとするようになりました。
サッカーはミスのスポーツです。
味方のミスもドンッと構えてカバーしていける選手にならなくては上にはいけません。
全てを飲み込んで、動じない心。
熱さの中に優しさ。
それすっごい大事!
と気付いた25歳の春。
ホテルでチームメイトがみんな、奥さんや子供とテレビ電話をしているのを見てホッコリして
よし、俺も。
...ん。あれ。。いないな…
で、こんなブログを書いてしまっています。
熱いが故
浮いてしまう、孤立してしまう
そんな選手、僕は大好きです。
今年指導者になった同級生にお願いしたいことは
そんな選手を暖かくそして厳しく見守って育ててほしい。
そして出来るだけ早く、サッカーは1人では出来なくて、たくさんの人のおかげで自分があるということを気づかせてあげてほしい。
そんな思いです。
僕の中の日本愛。
日本の情報は日々チェックさせてもろうてます。
WBCもW杯予選も大相撲も
国会の籠池さんの証人喚問も
昭恵夫人のfacebookも。
渡辺謙も。
チームスタッフのタイ人の方にこんなことを言われました。
日本へ行った時、タクシーにパスポートを忘れてしまった。
警察にそれを伝えたら、すぐに動いてくれてその日のうちに手元に戻ってきた。
電車も時間通りに来て、時間通りに出発する。
ゴミなんて全然落ちてなかった。
なんて国なんだ。
素晴らしい。お手上げだ。
ニコニコしながら言われました。
日本人として嬉しい限りです。
そんな素晴らしい日本という国のおかげで、僕みたいな奴でも何不自由なく海外で生きていけるんだとつくづく思います。
日本、最強説。
フィリピンでサッカースクールをしていた時に教えていた可愛い子達に
いつか胸張って、説得力のある言葉で熱さと優しさを伝えられるように
日々成長していきたいと思います。
そんな大学時代にボランチを組んでいたツボくんから
優太頑張ってるか。と連絡がきました。
とても嬉しかったです。
アゴを伸ばさないと。
現在6勝1敗で首位に立っています。
明日の試合もしっかり頑張ります!
では。
達者でな!